徳島大学医光/医工融合プログラム

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研究室紹介

常三島キャンパスのラボ

常三島キャンパスには総合科学部、工学部、理工学部、生物資源産業学部の4つの学部があり、3,500名を超える学生が日々キャンパスライフを過ごしています。

安井・時実研究室

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私たちの研究室では、医学系の先生方と連携し、医療現場の「困りごと」から出発して研究を進めます。既存の技術を学び、その課題を見つけ、光の技術でどう解決できるかを考える実践的なスタイルです。理工と医学の架け橋となる「医光融合研究」の新しいカタチを、一緒につくっていきましょう。

矢野研究室

早期診断による患者負担の軽減に加え、感染症などの拡大を防ぐ観点からも、高感度かつ迅速な診断技術の確立が強く求められています。私たちは、最先端の光センシング技術を活用し、血液や呼気に含まれるごく微量のバイオマーカーを高精度かつ非侵襲的に検出する医療機器の開発に取り組んでいます。

南川・長谷研究室

病気になると、臓器をつくる分子の種類が変わったり、異常な分子が現れたりします。さらに、そうした変化にともなって組織の硬さが変わることもあります。私たちは、顕微鏡下で光のわずかな色変化を詳しく調べることで、からだの中の性質の変化をとらえる研究を進めています。

原口・岡本研究室

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ナノの大きさの物質と光の振る舞いを理解し利用することで,自然界になかった特性を持つ新光学材料や素子,あるいは新しい光の利用方法や検出方法を生み出すことにチャレンジしています.

古部研究室

「光触媒ナノ粒子」は光で化学反応を促進し、有害物質や細菌を分解します。医療分野での応用が期待でき、抗菌剤やがん治療剤の開発が進んでいます。本研究ではレーザー加工法などで新規ナノ材料を作製し、その光物性や細胞との相互作用を評価します。

片山研究室

広辞苑での医学の定義の一部は「生体の構造や機能について研究する学問」ですが、私たちは新しい時間分解分光手法を開発しながら「生体試料の構造や機構を理解する」研究を行います。時間軸を中心とした生体の機能発現のストーリーを創り上げていく研究に興味がある方募集中。

岸川研究室

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スマートフォンの普及や動画配信サービスの充実、新型感染症による生活様式の変化に伴い、世界中でやりとりされる通信データ量は年々増大しています。我々は高速・大容量・低遅延な光通信ネットワークの実現を目指した研究開発に取り組んでいます。

北岡・石原研究室

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研究の事業化について考える研究室です。徳島大学、特に医療、工学、光学における様々な研究活動が行われています。それらのシーズ(事業の種子)を社会実装することを目指しています。

八木下研究室

光機能性有機分子材料は生体組織や細胞の可視化、光がん治療といった医療分野への応用が可能な強力な分子ツールとなっています。私たちの研究室では、有機合成化学の技術を駆使し、独自の分子デザインによる高付加価値な有機蛍光色素の創出に取り組んでいます。

山本研究室

人を中心とした心豊かな生活に向けた光情報基盤を目指して,「人に見せる」「人に寄り添う」「人を守る」をキーワードにして,立体映像技術やVR・AR・MR,ホログラフィックコンタクトレンズなどを研究してます.ヒトの視覚特性が重要となるため,視覚特性そのものも探求してます.

佐藤研究室

高齢化社会で骨粗しょう症患者が増加しています.微振動という物理刺激を適切に与えることで,薬だけに頼らない骨粗しょう症の予防や治療を目指しています.骨を作る細胞に対して微振動を与え,その活性変化を光計測やPCRなど様々な観点から評価しています.

犬飼研究室

スピンや光を活用した量子技術で次世代の超高感度MRIを開発。代謝イメージングによるがんなどの早期発見を目指した計測法に挑んでいます。

蔵本キャンパスのラボ

医学部、薬学部、四国唯一の歯学部の3つの学部を有しており、2,000名を超える優秀な学生たちが在籍し、全国で活躍する多くの医療関係者を輩出しています。

安友研究室

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近年存在が明らかになったヒトの免疫システムの異常が原因で起こる自己炎症性疾患や、ウイルス感染時に見られる病態悪化のメカニズムを免疫学と遺伝学を融合させたアプローチを用いて解明し、新たな治療法の開発へとつなげる基礎研究を行っています。

坂根研究室

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細胞の中の“物流”ともいえる小胞輸送に注目し、がんの転移や脳炎・神経変性疾患がどのようにして起こるのかを探っています。分子や細胞の不思議をひもときながら、病気の原因に迫る研究を一緒にしてみませんか?

野間口研究室

ウイルスを含む微生物は、どこにでもいます。ヒトが生存する限り、病原微生物による感染症はなくなりません。ウイルスの生存戦略とその謎に迫るため、ウイルス学と情報科学・計算科学・光工学による融合研究を行っています。変異予測手法や新たな治療法の確立を目指します。

常山研究室

組織や細胞の形態の違いは機能の違いを鋭敏に反映しており、「形を正確に見る」ことは病気を知るための重要な一歩です。様々な光を用いた形態解析技術を取り入れることで、新しい病理診断技術の確立や、疾患メカニズムの解明に取り組みます。

大東研究室

胸腺は敵(病原体)と味方(生体成分)を見分けて私達のからだを守るT細胞を産生します。私達は、胸腺がT細胞を産生するという機能をどのように構築するのか、そのメカニズムの解明に取り組んでいます。

竹本研究室

私たちを含めたほとんどの生物は、「たった一つの細胞である受精卵」から形成されます。この過程において、多彩な細胞系列や組織・器官が産み出されます。私たち発生生物学分野では、遺伝子改変マウスを駆使して、多彩な細胞が産み出され、個体が形成される仕組みを研究しています。

小迫研究室

タンパク質の相互作用や翻訳後修飾が、細胞内でどのようにシグナル伝達を制御し、生体の恒常性を保っているのかを研究しています。質量分析計を用いたプロテオーム解析やイメージング技術を駆使して、こうした仕組みが疾患の発症とどう関わるのかを明らかにします。

池田研究室

鉄代謝と酸化ストレスを切り口に、慢性疾患や老化の謎に挑む研究室です。分子から個体まで幅広い視点で病態を探究し、未来の医療と健康寿命の延伸に貢献する新しい治療・予防法の創出を目指しています。

齋尾研究室

生命活動を支えるタンパク質に注目し、分子の視点から生命のメカニズムを解明することを目指しています。特に、核磁気共鳴 (NMR) 法を用いた構造解析、生化学実験、ツール開発などから、生体内のタンパク質恒常性維持やストレス応答のメカニズム解明に取り組んでいます。

森野研究室

神経変性疾患やがんを対象に,ゲノム解析を通じて病因バリアントの同定や病態の解明を進め,RNAの転写後修飾にも着目して疾患との関連を探る研究を行っています.

福井研究室

生物はどのように「力」を捉え、応答しているのか、まだわからないことばかりです。私たちの研究対象は、小型魚類であるゼブラフィッシュの心臓です。光を活用した顕微鏡技術と、「力」の作用を評価する手法の開発から、小さな心臓に存在する生命原理を探求します。

親泊研究室

タンパク質の恒常性(プロテオスタシス)は、生命活動を維持し、健康を保つために不可欠です。プロテオスタシスに重要な小胞体ストレス応答や統合的ストレス応答といったストレス応答の研究を通じて、疾患の発症機序の解明や新たな治療法の開発に貢献したいと考えています。